海外で働く歯科技工士のブログ

歯科技工士が海外で働くときの情報ブログにシフト中。。 オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ

近況報告 2014年8月時点

はやいものでオーストラリアのラボに就職してもう2年半が経っていました。

このブログもあまり更新していなかったので久しぶりに技工士の仕事の近況の報告でもしようかと思います。


こちらでの歯科技工士の仕事はというとこの2年ほど特に変わりなく、オーストラリアに引っ越してから同じひとつのラボで働いています。こちらの一般的な働き方で毎日月曜から金曜まで朝9時に出勤して夕方5時には終わります。仕事量はどれくらいかというと私の場合は簡単なセラミッククラウンを数本(ケースによって1日2~4本ほど)を仕上げる感じです。仕事の質はというと、9時~5時で2~4本盛り上げやプレスで仕上がる範囲です。今働いているラボは人数は10人ほどで、色々な意味で安定していてストレスが少ないところがいいところです。
反面、わるくいえば新鮮なことが少なく、ラボ自体も働くメンバーも設備もそんなに変わらずで変化の少ない時間を過ごしているといえるでしょうか。


しいていうなら、目新しいことはというと、デジタルインプレッションといって歯科医師が口腔内をスキャンしてデータを、、、というシステムを目にする機会があります。よく調べていないのだけどもうヨーロッパやアメリカではもう普及しているのだろうか。こちらでは今のところは試験的に導入している顧客が少しです。それで、送られてきたベニアを形成した支台歯の印象のデータなんかを見ると、支台歯の形の情報はもちろんシェード情報も同時にくるし周辺の歯のシェードや歯肉の色も情報としてくるので、クラウンをつくる上であるといい情報が一度の印象採得でとれて、データとして一瞬で送受信できるので、これがすぐ常識になる時代がくると思うと、色々と変わっていくんだなあと感じています。

それからデンチャー部門がビルの別階のテナントに移動することになったのでデンチャーのテクニシャンに会う機会が減りました。

そんなところでしょうか。





というわけで、
いい職場環境にも仲間にも恵まれていますし、元気に歯科技工士しています。

このブログもテーマがないし、脱線したり、更新もままならずだったりですが、
もっとこちらのブログでも色々情報を公開していき、有意義にできればと思います。




追伸

時折このブログを読んでくださった方からご連絡をいただけるのですが、返信が遅れることがあり大変申し訳ないです。
これからはもう少しメールチェックを厳しくしていかなければと思っています。

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